IT未経験者はどっち?基本情報技術者とITパスポートの違いを徹底比較!

IT系

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「IT系の仕事に興味があるけれど、何から手をつければいいかわからない…」

「就活や転職のために資格を取りたいけど、ITパスポートと基本情報技術者、自分はどっちを受けるべき?」

IT分野の登竜門として有名な2つの国家資格ですが、ネット上には「ITパスポートは意味ない」「基本情報はいきなり受けても余裕」など、さまざまな情報が溢れており、結局どうすればいいのか迷ってしまいますよね。

この記事でわかること

  • あなた自身の目的・経験なら、最初に取るべきはどちらか
  • 試験の難易度、出題範囲、学習負荷の違い
  • 就職・転職で評価されるポイント
  • 最新の試験制度(2026年時点・2027年改定予定)に関する注意点

実は筆者自身も、文系出身でIT知識が全くない状態からIT業界に飛び込んだ経験があります。当時、「基本情報くらい持っていないと」と先輩に言われ、いきなり基本情報の参考書を買いました。しかし、ページを開いて5分で「アルゴリズムって何?」と絶望し、あえなく挫折……。結局、急がば回れで「ITパスポート」から勉強を始め、ITの全体像を掴んでから基本情報に再挑戦したことで、スムーズに合格できたという苦い経験があります。

資格選びで最も大切なのは、「難易度」ではなく「自分の現在地と目的に合っているか」です。この記事を読めば、あなたがどちらの試験から受けるべきか、明確な答えが見つかります。ぜひ最後まで読んで、後悔のない資格選びをしてくださいね。

結論:ITパスポートと基本情報技術者、どっちを受けるべき?

結論から言うと、「IT系の学習経験」と「将来の目標」によって選ぶべき資格はハッキリ分かれます。まずは自分自身がどちらのケースに当てはまるか確認してみましょう。

IT未経験・非IT職なら「ITパスポート」が向くケース

文系学生や第二新卒でプログラミング経験がなく、これからIT業界への就職・転職を目指す方や、非IT職種(営業・事務・企画など)でDXやITの基礎知識を身につけたい方は、間違いなくITパスポートから始めることをおすすめします。

ITパスポートは「すべての社会人が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」と位置づけられています。
引用:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 ITパスポート試験

いきなり専門的な知識を詰め込むのではなく、ビジネスとITの関わりや、セキュリティの基礎、プロジェクトマネジメントなど、幅広い知識を浅く広く学べるため、挫折しにくいのが最大の特徴です。遠回りに見えて、実はITの全体像を把握するための最短ルートになります。

ITエンジニア志望なら「基本情報技術者」が向くケース

一方で、すでに情報系の学校で学んでいる方、趣味や独学でプログラミングの基礎に触れたことがある方、あるいは「開発エンジニアとしてコードを書く仕事に就きたい」という強い覚悟と学習時間を確保できる方は、ITパスポートを飛ばして基本情報技術者から受けるのが向いています。

基本情報技術者は「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」を対象としています。
引用:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 基本情報技術者試験

ITパスポートが「利用者」向けであるのに対し、基本情報技術者は完全に「作る側(エンジニア)」向けの登竜門資格です。明確に開発者を目指すのであれば、実務に直結する基本情報に最初からコミットする方が効率的です。

ITパスポートと基本情報技術者の違いを比較

それぞれの資格が自分に向いているか判断するために、具体的な試験内容の違いを公式データを基に比較してみましょう。

ITパスポートと基本情報技術者の違い早見表

項目 ITパスポート 基本情報技術者
対象者 ITを活用するすべての社会人・学生 システムを作る側のITエンジニア
試験時間・出題数 120分(100問) 科目A:90分(60問)
科目B:100分(20問)
受験方式 CBT方式(随時受験可能) CBT方式(随時受験可能)
受験手数料 7,500円 7,500円

参照:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 試験スケジュール・手数料等

対象者の違い(利用者か、作る側か)

先述の通り、最も大きな違いは「ITを使う立場」か「ITを作る立場」かです。ITパスポートは、業務でITツールを安全かつ効率的に使うための知識(経営戦略、マーケティング、財務、法務、セキュリティなど)が問われます。一方、基本情報技術者は、システム開発の流れ、データベースの設計、ネットワークの構築、そして何よりプログラミングに関する深い理解が求められます。

試験方式・試験時間・出題数の違い

どちらの試験も、現在はパソコンを使って受験するCBT(Computer Based Testing)方式が採用されており、年間を通じて随時受験が可能です。思い立ったタイミングで受験できるのは非常に嬉しいポイントです。

しかし、試験のボリュームには大きな差があります。ITパスポートは120分で四肢択一の問題を100問解きます。対して基本情報技術者は、「科目A(90分・四肢択一60問)」と「科目B(100分・多肢選択式20問)」の2部構成となっており、長時間の集中力が必要とされます。

難易度・合格率の違いと実態

難易度を測る一つの指標として、合格率を見てみましょう。令和6年度のデータによれば、基本情報技術者の受験者数は133,732人に対し、合格者は54,501人で、合格率は40.8%となっています。
参照:IPA 基本情報技術者試験(CBT方式)統計資料

一方、ITパスポートは例年50%前後の合格率で推移しており、令和6年度には応募者数が309,068人と過去最高を記録するほど裾野が広がっています。
参照:IPA 令和6年度のiパス応募者数

「合格率40%なら、基本情報も意外と簡単なのでは?」と思うかもしれません。しかし、基本情報技術者の受験者の多くは、すでにIT業界で働いている若手社員や、情報系の学生です。前提知識がない状態からの合格難易度は、数字以上に高いと考えてください。

出題範囲・学習負荷の違い(科目Bの壁)

IT未経験者が基本情報技術者で最も苦戦するのが「科目B(旧午後試験)」です。科目Bでは、アルゴリズムとプログラミング、情報セキュリティのより実践的で論理的思考力が問われる問題が出題されます。単なる暗記では太刀打ちできず、プログラムのコードの動きを頭の中でトレースする力が必要になるため、ここで挫折する人が後を絶ちません。学習負荷としては、ITパスポートの2〜3倍以上かかると覚悟しておくべきでしょう。

迷ったらどう選ぶ?目的別のおすすめ診断

まだ迷っている方のために、読者タイプ別の推奨ルートを整理しました。

就活でIT基礎を示したい文系学生・第二新卒

【おすすめ:ITパスポート】
非IT職での就職活動や、文系からIT業界の営業・企画職などを目指す場合、ITパスポートで十分なアピールになります。「ITへの興味・関心がある」「基本的なリテラシーが備わっている」ことを客観的に証明でき、限られた就活期間の中で効率よく取得できるため非常にコストパフォーマンスが高いです。

未経験からITエンジニア転職を目指す人

【おすすめ:ITパスポート → 基本情報技術者の順】
開発エンジニアとしての転職を目指すなら、最終的には基本情報技術者の取得を目指すべきです。しかし、筆者の経験のように、プログラミング未経験者がいきなり基本情報に挑むと学習効率が落ち、挫折リスクが高まります。まずは1ヶ月程度でITパスポートの範囲をサクッと学習し、IT用語への抵抗をなくしてから基本情報の科目B対策にリソースを全振りする「二段構え」が、結果的に最短ルートになります。

社会人の学び直しでまず1つ取りたい人

【おすすめ:ITパスポート】
「会社のDX化についていきたい」「IT用語の意味がわからず会議で困っている」といった社会人の学び直しには、ITパスポートが最適です。経営戦略や法務知識も学べるため、日々の業務に直結する知識がすぐに手に入ります。

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ITパスポートも基本情報技術者も、仕事や学業と両立しながら合格を目指すなら「通信講座」の活用が圧倒的におすすめです。特に基本情報の「科目B(アルゴリズム)」はプロの解説動画を見ることで、理解スピードが劇的に上がります。

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基本情報を受ける前に知っておきたい注意点と挫折対策

科目A免除制度は「誰でも使える」わけではない

基本情報技術者について調べると、「科目Aが免除になる」という情報を目にすることがあります。「それなら科目Bだけ勉強すればいいじゃん!」と思うかもしれませんが、要注意です。この制度は、IPAが認定した講座を受講し、修了試験に合格した人だけが受けられる特別な措置です。誰でも自動的に免除されるわけではないため、利用を検討する場合は対応しているスクールや通信講座に申し込む必要があります。
参照:IPA 基本情報技術者試験(FE)の科目A試験免除制度

ITパスポートの学習がそのまま土台になる範囲とは

ITパスポートを先に受けるメリットは、試験範囲の「ストラテジ系(経営全般)」「マネジメント系(IT管理)」が、基本情報技術者の科目A試験と大きく重なっている点です。ITパスポートでこの2分野の土台を作っておけば、基本情報に進んだ際、鬼門である「テクノロジ系」や「科目B」の学習に全集中することができます。これは独学者にとって非常に大きなアドバンテージとなります。

最新制度の注意点【2026年時点】

IT系の資格は、技術の進化に合わせて試験内容もアップデートされます。古いネット記事の情報を鵜呑みにすると、本番で痛い目を見るため注意が必要です。

2027年度の試験見直し予定で何が変わる?

現在、情報処理技術者試験は2027年度に向けて制度の見直しが予定されています。ITパスポートの内容変更や、基本情報技術者試験の出題範囲の一部変更などが議論されており、2026年度に実施される試験が「現行制度での最終年度」となる見込みです。
参照:IPA 2027年度からの新試験制度に向けた予定情報

今受ける人が気にすべきこと・気にしなくてよいこと

「じゃあ、制度が変わるまで待った方がいいの?」と思うかもしれませんが、その必要はありません。資格の価値自体が下がるわけではなく、基礎となる理論(アルゴリズムやネットワークの仕組み等)は普遍です。むしろ、出題傾向が完全に読めなくなる新制度直後よりも、過去問の蓄積が豊富で対策がしやすい「現行制度のうち(2026年度中)」に合格してしまうことを強く推奨します。


まとめ:自分の属性に合う試験を決めて、今日から学習を始めよう!

ITパスポートと基本情報技術者、どちらを受けるべきか、あなたの中での答えは出ましたでしょうか。

  • IT未経験・文系・非IT職なら:迷わず「ITパスポート」で基礎固め。
  • エンジニア志望だが未経験なら:「ITパスポート」で用語に慣れてから「基本情報」へステップアップ。
  • プログラミング基礎がある・情報系学生なら:いきなり「基本情報技術者」へ挑戦!

資格試験で最も大切なのは、「決断して、最初の一歩を踏み出すこと」です。「どっちがいいかな…」とネットで比較記事を探し続ける時間は今日で終わりにしましょう。自分の目標に合った資格を選んだら、あとはテキストを開いて勉強を始めるだけです。

【あなたの次の一手】

独学に不安がある方や、科目A免除制度を利用して確実に基本情報を取得したい方は、まずは通信講座のカリキュラムをチェックしてみましょう。自分に合った学習計画を立てる大きなヒントになりますよ!

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